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ミラノインテリアの施工事例集

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飲食店にはLED照明がお勧め!その理由と照明の選び方を解説

飲食店にはLED照明がお勧め!その理由と照明の選び方を解説
カフェやレストランなど飲食店では、店舗の雰囲気作りや、料理を美味しくみせるために照明の活用が欠かせません。
照明を工夫することで、明るく立ち寄りやすい雰囲気を作ったり、高級感があり落ち着いた印象を作るなど、店舗の個性にあわせた演出ができます。
このように照明を活用して飲食店の魅力を最大限に発揮するためには、LED照明の導入がおすすめです。
そこで今回は飲食店にはLED照明がお勧めな理由と、照明の選び方について解説していきます。

飲食店でLED照明がおすすめの理由は?

LEDは従来の蛍光灯と比べて、長寿命で輝度が高い光源です。発光ダイオードと呼ばれる半導体が電気を流すことで発光し、紫外線を出さないという特徴もあるため、虫が寄りにくく、照らすものの劣化を防ぐことができます。

光色のバリエーションで比較すると、蛍光灯では「昼光色、昼白色、白色、温白色、電球色」があり、そのうち一般的に販売しているのは、昼光色、昼白色、電球色の3種類です。
一方のLEDでは赤色LED、青色LED、緑色LEDがあり、LEDのフルカラー化や白色化ができるようになっています。
近年のLED電球やLED照明は、暖色系から寒色系まで多様な光色と光量を自由に変更できる調色・調光機能や点滅機能を備えた製品が出ています。1つの照明器具で光色と明るさを選ぶことができるため、シーンごとにリモコンで調光や調色を簡単に行うことができます。

このような特徴を踏まえて、飲食店でのLED化をおすすめする理由についてご説明していきます。

調光・調色機能で雰囲気を高める

調光機能の付いたLED照明を導入した場合、営業時間や客層、メニューにあわせて光の色や明るさを変えることができます。
例えば、ランチタイムは照度を全開にし明るい雰囲気で、ファミリーや友人と楽しく食事ができる雰囲気を作ります。 一方、ディナータイムは照度を落とし、落ち着いた空間でゆっくりと食事やお酒を堪能して頂ける空間作りをすることができます。

また、調色機能の付いたLED照明では寒色系の光(青みがかった光、白い光)から 暖色系の光(赤みがかった光)に調整することができます。
光の色味を段階的に調整することで、料理をより鮮やかに演出することも可能になります。

視覚効果を高める事ができる

店内の雰囲気を高める照明の演出では「必要なポイントを絞る」ことで視覚効果を高める事ができます。
例えばLED照明のスポットライトを使用した場合、料理の彩りや盛りつけ、食材の質感をしっかりと見せる事が可能になります。
一方でカウンター席のシートは目立たないよう暗くするなど、メリハリの効いた空間を演出する事ができます。
他にも、あえて照度を落としたペンダントライトで手作り感のある和やかな雰囲気を作ることもできます。

可動式LEDで空間のレイアウトを変更できる

パーティーや宴会などのイベントでは、テーブルの配置をその都度変えることになりますが、照明が固定されていると自由なレイアウト変更はできません。このような空間では、
レールを使った可動式のLED照明が活躍します。
照明はダクトレール(ライティングレール)とスポットライトの組み合わせになります。
レールに沿って移動させることができ、角度も変えることができますので、テーブルの上の料理をスポットで照らすことができます。

従来のLED照明は、蛍光灯や白熱球と比べて照射角度が狭いという特性がありました。しかし今では、LED電球でも「全方向タイプ」「広配光タイプ」「下方向タイプ」のように配光角度が選べるものが出てきています。

可動式LEDでLED照明の位置と角度、さらに配光を自由に調整することで、、メインの料理を引き立て、店内の雰囲気を演出する事が可能になります。

店舗のコンセプトや、どのような空間を演出したいかによって、LED照明器具の配置や種類を検討する必要がありますので、詳しくは電気工事士の資格を持つ専門業者に相談してみる事をおすすめします。

飲食店でLED照明を導入するメリット【コスト・使用環境】

ここまでは、LED照明の機能面からみたメリットについてご紹介してきました。
ここからは「経営」という面では欠かせないコスト面や、飲食店という環境でのメリットについてご紹介していきます。

長寿命で交換の頻度が少ない

店内照明をLED照明に切り替えた場合、従来の蛍光灯・白熱球と比べ寿命が大幅に延びます。蛍光灯と比較すると、寿命は約5倍以上にもなります。

LED照明の寿命の目安

  • 白熱電球:約1千~2千時間
  • 蛍光灯:約6千~1万2千時間
  • LED照明:約4万~6万時間

ランプ切れによる交換作業は、なるべく営業時間外に行う必要があります。照明の設置数が多い店舗ほど交換作業の手間がかかってしまいますが、LED照明は白熱球・蛍光灯と比べ長寿命なので交換の頻度も少なく済むというメリットがあります。

電気代を抑えられる

20個の照明を、1日あたり8時間、365日使用した場合の電気代を白熱電球、蛍光灯、LED電球で比較してみると、1年あたりの電気代は以下のようになります。

  • 白熱電球(40W):56,765円
  • 蛍光灯(40W) : 53,611円
  • LED電球(40W相当):25,229円

このようにLED電球では、白熱電球と比べ大幅に電気代を抑える事が可能になります。

空調にかかるコストを削減できる

LED照明は、従来の蛍光灯や白熱灯と比べて発熱量が小さいため、熱源としても十分小さいです。熱源が小さいということは、店内の温度上昇にはあまり加担しません。
そのためエアコンなどの空調設備への負担が小さく、結果として空調にかかるコストを抑えることができます。

同等の明るさの蛍光灯とLEDを、室温25℃で1時間点灯した場合の上昇温度を求めると、次のようになります。

例 : 室温25℃で約1時間点灯した場合の温度差

  • 蛍光灯(40W):12℃上昇
  • LED(40W相当):4℃上昇

室内の温度差は8℃

このように照明周辺の温度差に違いが出ることが分かります。
LED照明は発熱量が小さいため、温度上昇を抑えて空調にかかるコストを削減することが可能です。

衛生的な環境作りができる

飲食店では常に清潔な店内環境を提供する必要があるため、特に衛生面の配慮には気を配りたいところです。
虫は紫外線に集まる習性がありますが、LED照明は紫外線・赤外線をほとんど放出しないため虫が寄り付かず衛生的な環境作りに役立ちます。

飲食店でLED照明を導入する際の選び方を解説

最近では飲食店の内装を設計する際、フロアの内装と合わせて、照明によるライティング効果を高めることが重要になってきています。そこで、ここからは店舗の内装や雰囲気作りを踏まえた、LED照明の選び方について解説していきます。

お店のコンセプトを明確にする

LED照明を選ぶ際、まずはお店のコンセプトについて考えてみる必要があります。
例えば活気あふれる居酒屋では、新鮮な食材やフロア環境を考え、店内を明るいイメージで設計する。
一方、レストランでは高級感を演出するため、間接照明を多く取り入れてライティングの設計を行います。
空間を間接的に明るくして、光と影をデザインすることで、上質な空間つまり、高級感を引き立たせることができます。

照度を意識して選定する

店内の照明は内装の雰囲気に合わせた「照度」を選ぶことが大切です。
照度は「ルクス」という単位で定められていますが、JIS規格で定められている飲食店の照度の基準は以下の数値になります。

  • 店内全体      500ルクス
  • トイレ、休憩室など 200ルクス
  • 出入口付近     100ルクス

このように店内の環境やスペースに応じた照度を意識するとよいでしょう。

光色による効果を考える

人が光を見たときに感じる色味を「光色」といいます。
実は、光の色味で料理や店内の見え方は大きく異なります。
光は温度により色が変わりますので、その色と温度の関係を数値で表したものを「色温度」と言い、単位はK(ケルビン)で表します。

・電球色

色温度の低い電球色は、オレンジがかった色味に映ります。
飲食店では落ち着いたムードを演出するのに適した色味になります。色温度は2700~3000Kです。

・昼白色

明るくクリアに見える昼白色は、清潔感があり、活動的な演出を作る際のフロアや調理を行う厨房などに適した色味です。
こちらの色温度は色温度は5000Kです。

照明工事の進め方について

飲食店の照明をLED化する方法としては、既設の照明器具でLEDランプを使用できるようにする「バイパス工事」と、器具と蛍光灯をセットで入れ替える「LED交換工事」のどちらかで進めることになります。

既設の照明器具を流用するバイパス工事は、器具を新たに購入しなくて済むため、イニシャルコストを抑えることができます。また、器具のデザインをそのまま引き継ぐことができますので、お気に入りの照明をお使いの場合はバイパス工事にメリットがあります。

一方LED交換工事は、内装に合わせて一から照明プランを設計できるので、内装の自由度が広がります。デメリットとしては器具代がかかるため、バイパス工事よりもイニシャル費が高くなります。いずれの工事においてもメリット・デメリットはありますので、予算やご要望に合った照明工事を選択することになります。

まとめ

今回は、飲食店にLED照明をおすすめする理由と、LED照明の選び方について解説しました。
LED照明を導入すると、コスト面や機能面でさまざまなメリットを得られることがおわかりいただけたかと思います。
中でも、調光・調色機能付きのLED照明は、時間帯によって照度や光色を変えることができるので、客層に合わせた店内の雰囲気づくりが可能になります。

LED照明の選び方については店内の内装やコンセプトに合わせて、照明を選ぶことがポイントです。LED化を進めるときには、電気工事の専門業者にイメージを伝えながら、最適な照明と配置について提案をしてもらうことをおすすめします。

京阪神地区でLED照明の導入をご検討の方は、「ミラノインテリア」に是非お任せ下さい。
ご予算、ご要望をお伺いのうえ飲食店の店舗や空間に合わせた照明プランをご提案致します。
電気工事士の資格を持つ専門知識豊富なスタッフにより作業致しますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

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この記事の筆者

ミラノインテリア

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